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2009.03.19 朝日新聞に記事掲載されました

歯のX線画像照合 遺体の身元確認へ
高崎の歯科医ら研究

朝日新聞(2009.02.25)

 大規模災害などが起きた時の歯による遺体の身元確認を支援するシステムを研究している高崎市の歯科医小菅栄子さんと東北大学大学院情報科学研究科の青木孝文教授がこのほど、前橋市内で開かれた保険医協会の定例研究会で講演した。

 小菅さんは、85年の御巣鷹山日航ジャンボ機墜落事故で、歯科医師らが遺体の身元確認に苦労した経緯を知り、この研究を志した。

 青木教授らと協力し、互いにずれやゆがみのある画像同士を照合する「位相限定相関法」という手法を歯に適用。生前と死後の歯のX線画像を照合し、同一人物かどうかを素早く確認できるシステムの研究に取り組んでいる。

 ただし、誰が巻き込まれたかわからない地震などの天災やテロのような事件に際しては、生前のX線画像を収集することが難しい。

 そこで、今回のシステムを有効に活用するために小菅さんらは、現在歯科医院がそれぞれ保存している画像を、将来的には大規模なデータベースとして整理する必要があると見ている。

 個人の特定につながる歯の情報データベース化には、利点だけでなく課題もあることから、出席者に理解と協力を呼びかけた。

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