
皆様が安心して治療を受けられるよう、
来院される方から寄せられた疑問・質問の中から代表的なものを紹介しています。
歯科治療や審美治療をお考えの際に、気になることや不安なことがある方は、
是非、参考になさってください。
下記以外についてのご質問は、こちらよりお問い合わせいただけます。
患者さんの症状にもよりますので、初診時に治療計画をご提案し、納得いただいてから治療を開始します。 単純なむし歯の治療のみなら1回ないし2回の治療で終わりますが、当院では自己管理しやすい口腔環境を整えるまでが治療の一区切りだと考えています。つまり、全体的な歯のクリーニングを行い、お口の環境を整え、数か月に1回のメインテナンスやクリーニングで良い状態を維持できるようになるのが目標です。
患者さんのご希望と、口腔内の状態から適切な治療計画をご提案いたします。
当院では必要に応じて麻酔をして治療を行います。また、麻酔をする前に歯ぐきに表面麻酔をすることで、注射をする痛みを軽減させることもできます。
患者さんの痛みに配慮し、できる限りの準備をして治療に臨んでおりますので、ご安心ください。
正確な診断をするために、歯科のレントゲン写真は必要不可欠ですが、当院ではデジタルレントゲン撮影機器を揃えており、放射線の被曝線量は必要最小限に抑えられます。
また、むし歯に対しては放射線を使用しない口腔内カメラ(ダイアグノカム)もご用意しております。
妊婦さんなど被曝が気になる方も、安心して受診していただけます。
歯磨きをしているときや、硬いものを噛んだときに歯ぐきから出血したら、歯周病かもしれません。
厚生労働省によると、40代以上の日本人のうち歯周病に罹患しているのは50%を超えているとのことです。そして、歯周病は歯を失う原因の第1位です。
歯周病は放置するとどんどん病状が進行するので、悪化しないうちに治療しましょう。
歯科医院でクリーニングするだけでは元に戻りません。 プロフェッショナルケア(歯科医院でのクリーニング)とセルフケア(患者さん自身による歯磨き)を両立させることで、歯周病をこれ以上進行させないようにすることが重要です。
歯周ポケットの検査を行い、患者さん自身では清掃が行き届かない箇所を含めて全体的にクリーニングを行います。
また、スタッフが口腔内をチェックすることで、むし歯やその他の異常を早期発見し、重症化する前に治療に繋げることも定期検診の重要なポイントです。
むし歯や歯周病の原因となる細菌は、健康な人でも人間全員がもっている常在菌です。そのため日々のケアを怠ったり、体調を崩して免疫力が下がったりすると症状が再発しやすくなります。
できる限りダメージを抑えて早いうちに治療したり、症状が出る前に予防したりするためには、定期的な歯科医院でのメインテナンスが重要です。
日々のケアに関するご相談にも応じますので、むし歯がなくても数か月に1回はご来院いただければと思います。
ブルーラジカル P-01(Blue Radical P-01)は、重度歯周病に対する非外科的治療法(切らない歯周病治療)として厚生労働省の医療機器認定を受けた、世界初の治療器です。
歯周病が進んでいる歯周ポケットの中で過酸化水素水と青色レーザー光によるラジカル殺菌を行うことにより、歯周病の原因となる細菌を効果的に殺菌・除去することができます。
ブルーラジカルレーザーを当てることにより、歯周病の進行を食い止めることができ、歯を保存する可能性を高めることができます。ただし、失ってしまった顎の骨を完全に回復するのは難しいです。
また、ブルーラジカルレーザー治療を行う前に、歯ブラシ指導や口腔内のクリーニングを十分に行い、日常生活におけるプラークコントロールが良好である必要があり、これが不十分だと、ブルーラジカルレーザーの効果も得にくくなります。
重度歯周病に対する治療のゴールは「病状の安定」です。ブルーラジカルレーザーは、歯周病の進行防止に非常に高い効果を発揮するといえます。
ブルーラジカルレーザーを施術前に局所麻酔(注射の麻酔)を行います。
また、術後に歯や歯ぐきがしみる、痛いなどの症状(知覚過敏)が出ることがありますが、多くは一時的なものです。
可能です。
CAD/CAMインレー・クラウンは強化樹脂でできており、保険適用されます。ただし、奥歯については残っている歯の本数によって適用可能かどうかが決まります。
自費診療で使用する材料はセラミックですが、保険適用できる白い歯(CAD/CAMインレー・クラウン)は強化樹脂でできています。
保険の材料は安価ではありますが、見た目や強度はセラミックに比べると劣ります。
セラミックは樹脂に比べ、白さが自然で透明感がある、強度が高い、といったメリットがあります。当院ではe-max、ジルコニアなどの数種類のセラミックを取り扱っており、患者さんの噛む力などに合わせた材料をご提案いたします。
歯の変色の原因には様々なものがあり、また歯の質や口内環境によって漂白の程度は異なります。
また、漂白のしすぎは歯を弱くしますので、まずは診断が必要です。
1回あたり約90分が基本ですが、口内環境によって多少変動します。
また、1回のホワイトニングでご希望の白さまで変化させることは難しいため、2回以上の施術をおすすめします。
施術後に歯や歯ぐきがしみる・痛いなどの症状(知覚過敏)が出ることがありますが、多くは一時的なものです。
すでに知覚過敏の傾向にある場合、さらに悪化する可能性があります。
個人差もありますが、長期的には元に戻る可能性はあります。
生活習慣に左右されると考えられますので、色の濃い食べ物や飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)、タバコなどを控え、歯科医院での定期的なメインテナンスによって効果をより持続させることができます。
ホワイトニングで漂白できるのは天然の歯のみで、詰め物や被せ物の色調は変化しません。
乳歯が生えてきたら受診のタイミングです。
むし歯になってから受診するのではなく、歯科医院に慣れさせて、歯のクリーニングを嫌がらないように習慣づけすることもお子さまのお口の健康には重要です。
最初は歯科治療を嫌がってしまうのも無理はありません。そのようなお子さまには、まずは歯ブラシの練習から始めていき、少しずつ怖くないように慣らしていきましょう。
また、治療の際にはなるべく短時間で、麻酔をするときには表面麻酔を使うなど、痛みに配慮した治療を心がけております。
小さなお子さまの場合は、保護者の方に抱っこしてもらったまま治療をすることもできますので、安心してお越しください。
可能です。
フッ素の味やペーストを塗るのが苦手なお子さまには、うがい薬タイプのフッ素もご用意しております。
乳歯は永久歯に生え変わるから大丈夫だと考えの保護者の方もいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。むし歯によって乳歯が早く抜けたり、細菌の多い口腔環境を放置したりしてしまうと、後に生える永久歯の歯並びが悪くなったり、永久歯がむし歯や歯周病になりやすくなったりするなどのトラブルが発生するリスクが高くなります。むし歯ができたら、早めに歯科医院を受診しましょう。
入れ歯を製作するには基本的に全部で5回、期間にして約7~8週ほどかかります。
歯型をとったり、噛み合わせを確認したり…、と重要な操作がたくさんあり、これらを正確に行うことにより、お口にぴったり合う入れ歯が完成します。
保険の入れ歯は、金属のバネが目立ちやすいですが、自費のエステ義歯ではバネが歯ぐきと同じピンク色をしているため、お口を開けたときに入れ歯だと分かりにくい見た目をしています。
入れ歯も天然の歯と同じように、毎食後のお手入れが必要です。
食後、入れ歯を口腔内から外して、水洗いしてください。このとき、歯磨き粉は付けないよう注意しましょう。
詳しいお手入れ方法についても実際に説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
成長期が終わり、顎の骨の成長も終わった後からがインプラント治療の対象となります。
全身の健康状態と顎の骨の状態が良好であれば、年齢の上限はありません。
ただし、心臓病や糖尿病など持病のある方、妊娠中の方、顎の骨の状態が良くない方は手術が受けられない場合があります。
インプラントは顎の骨に直接埋め込む手術が必須です。
当院では手術時にサージカルガイドシステムを使うことにより、安全かつ正確に施術することが可能となり、手術時間も短く、術後の痛みも少ない治療が可能です。
インプラントを骨に埋め込む手術をしてから、インプラントと骨がしっかりと生着するまでに約3か月の待機時間が必要です。その後、上部構造(被せ物)を製作していきます。
そのため、術前診査~上部構造(被せ物)をセットするまでに、全部で約10回、トータルで約5か月以上かかります。
はい。インプラントは顎の骨にしっかり結合し、その上に上部構造(被せ物)が連結されますので違和感がなくほとんど自分の歯と同じ感覚になり、入れ歯では噛むのが難しかった食べ物も噛めるようになります。
平均的な寿命は10~15年といわれていますが、治療後の清掃を怠ると天然の歯と同様に歯周病になり抜け落ちることがあります。
インプラントは天然の歯よりも歯周病に弱いため、定期的なメインテナンス(クリーニング)が必要です。
定期的なメインテナンスを行うことで、インプラントを長持ちさせることができます。
歯並びには個人差があり、矯正治療の内容や期間は患者さんの状態によって異なります。
お子さんで顎の骨の成長を利用する矯正治療を行った場合、数年単位での治療が必要になります。
一般的に、成人の矯正治療で装置を付けている期間は約1~3年です。その後、後戻りを防止する保定装置(リテーナー)を装着する治療に移ります。
症状や年齢によって治療開始時期は異なりますので、気になった時点でご相談されることをおすすめします。
実際に矯正治療を開始することが多いのは上下の前歯が生え変わる時期(7~8歳)ですが、お子さんの顎の成長には個人差があり、早めに治療を開始した方がよいケースもあります。
理想的なのは顎が成長段階にある幼児期から歯科医師が定期的に観察して、必要な時期に治療を開始する流れがよいでしょう。
装置を初めて着けたときや、力を強くかけたときには、歯が浮いた感じがしたり、噛んだときに痛みが出たりします。ただし、強い痛みが長期間続くことはありません。
歯を抜く必要があるかどうかは、歯並びの悪さの度合い、患者さんの顎の骨や歯の大きさ、唇の形などをみて総合的に診断いたします。
矯正装置に影響するむし歯や歯周病がある場合、矯正治療を開始する前に、むし歯や歯周病の治療を行います。
また、矯正装置の周りは汚れがたまりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高くなるため、当院では矯正治療中の歯磨き指導やクリーニングも実施しています。
ワイヤー矯正の場合、装置にくっついたり絡まったりするような粘度の高い食べ物(ガム、キャラメルなど)や、装置が外れやすくなってしまう硬い食べ物(お煎餅、りんご、氷、スルメなど)はできるだけ避けてください。
マウスピース矯正の場合には、装置を外して食べられるので、とくに食事メニューの制限はありません。
ワイヤー矯正は装置が目立ちますが、マウスピース矯正は透明な装置なため、装着していても気づかれにくいです。
ただし、症状によってはマウスピース矯正を適用できない場合もありますのでご了承ください。
まずはお電話ください。
ご本人だけでなく、ご家族の方やケアマネジャーなど介護職の方からもお申し込みいただけます。
TEL:027-326-8347
治療内容にもよりますが、基本的に1回の診療は20~40分程度です。
下記のものをご用意ください。
・医療保険証
・介護保険証、介護保険負担割合証
・お薬手帳または現在服用されているお薬
また、診療に使うため、水道と電源をお借りいたします。
可能です。
寝たきりの方は、ベッド上でご本人が楽な姿勢で治療を行います。
認知症で拒否が強い方に関しては、歯のクリーニングなど簡単な処置から少しずつ慣らすなどして、無理のない範囲で治療を進めます。ただし、手が出るなど暴れる方の場合は、ご家族の方に協力いただくこともあります。
基本的には立ち会わなくても大丈夫です。
ただし、拒否の強い患者さんや、意思の疎通が難しい患者さんの場合は、ご家族やケアマネジャーの方に立ち会いをお願いすることもあります。
はい、訪問できますが病院・施設への入室許可が必要です。
また、病院に歯科がある場合は法令により訪問歯科は入れません。
型取り~完成まで、月2回の訪問で全5回、期間はトータルで約10週かかります。
入れ歯はお口に馴染むまで時間がかかりますので、完成後も複数回の調整が必要です。
訪問歯科診療は保険が適用されます。
お支払いいただく負担金は「医療保険(訪問診療費+治療費)」+「介護保険(ケア・指導費)」になります。
治療を行うのがご自宅か施設か、おひとりか複数人かによって算定方法が変わります。
無料歯科検診の際に、費用についてご説明いたします。ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。
※お礼、交通費は一切必要ありません。
可能です。
福祉事務所の「医療券」と「介護券」があれば、ご負担金は発生しません。